週現『熱討スタジアム』第211回 TBS『水戸黄門』を語ろう 今週のディープ・ピープル 由美かおる×進藤盛延×ペリー荻野

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ワンパターンだからこそ、愛された
42年間も続いた日本一の長寿時代劇

「この紋所が目に入らぬか!」――掲げられた印籠とこの台詞が、月曜夜のお約束だった。黄門様の世直し旅が国民的番組になるまでの軌跡を振り返る。

向田邦子も脚本を書いた

荻野:テレビドラマ『水戸黄門』の放送が始まったのは'69年8月でした。着物の絵付け師だった祖父がファンで、私は子供の頃から観ていました。

進藤:僕は西村晃さんの二代目黄門が始まった'83年から制作スタッフに加わり、'11年12月のシリーズ最終回まで見届けました。由美さんは、私より黄門様との付き合いが古いんですよね。



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