医者と薬剤師「ウソをついていたわけではないけれど、そろそろ本当のことを話します」【第一部】①医者たちが怒った「薬の出し過ぎは、製薬会社が悪い」

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ニッポンに革命を起こす医療特集 徹底追及第13弾

本誌の連続追及がニッポンの医療を変える。多くの医者や薬剤師が、「週刊現代、頑張ってるね」と積極的に「本音」を語ってくれるようになった。一体、問題はどこにあるのか。彼らと一緒に考えてみたい。

確かに出し過ぎかもしれない。でも悪いのはわれわれではない
――で、飲み続けてる患者はどうなる?

● 自社の薬を多く処方する医者には金券が
● 医者の弁当代、旅費はすべてタダに
● 医者を「銀座で接待漬け」にする営業マンも

売らんかなが目に余る

 本誌は、今週号のために新たに、200人の医師に対して、〈製薬会社の問題点〉について尋ねた。その結果、明らかとなったのは、製薬会社の営業攻勢に対する不満や怒り、そしてそれに応じてしまう同僚や自分への義憤や自戒を抱えている医師があまりにも多いということだ。下の表には、その回答の一部を掲載した。



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