六代目山口組「伝説の暗殺部隊」がついに動いた

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溝口敦が読み解く山口組分裂抗争

岡山に続く危険地帯は東京、名古屋、大阪ミナミ

分裂から早や一年になろうとするなか、かねての申し合わせ通りサミット終了を合図に神戸の幹部は弾かれた。牙を剥いた六代目の秘密組織の全容と、次なる抗争地図を、ヤクザ取材の第一人者が説く。

ついに拳銃で死人が出た

 去年8月の分裂以来、六代目山口組と神戸山口組はようやくここに来て、拳銃で敵側を殺傷する在来型の抗争になだれ込もうとしている。

 5月31日、午前10時前、岡山市南区に住む神戸山口組系池田組・高木忠若頭(55歳)が自宅マンションの駐車場で何者かに射殺された。



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