特別座談 鈴木敏文という天才──その「才能」と「限界」を語り尽くそう 勝見明(かつみあきら)×信田洋二(しのだようじ)×磯山友幸(いそやまともゆき)

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セブンイレブンのすべてをつくり、そして追われた男

愚直なまでに率直な物言い、顧客視線を貫いた商品へのこだわり、ときに強引にも見えた経営手法――カリスマともワンマンとも評されたが、これほど凄い経営者はもう二度と現れないかもしれない

浅漬けひとつでクビが飛ぶ

信田:私は'95年から'09年まで、セブンイレブンに勤めましたが、鈴木敏文会長(83歳)の経営スタイルには、驚かされることばかりでした。正直ついていけないな、と思うことも日常茶飯事……。とにかく次に何を言い出すかわからない経営者なのです。



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