玉木宏がNHK朝ドラ『あさが来た』の秘話を語り尽くす
芸能 | 2016.03.30 |
いよいよ感動の最終回
「ワテは何にもしてまへんから」いつもそう言って微笑んでいた。情けないボンボンかと思わせておいて、締めるところは締める。五代さんもよかったけど、やっぱり新ちゃん、あんたが最高だった。
「ワテは何にもしてまへんから」いつもそう言って微笑んでいた。情けないボンボンかと思わせておいて、締めるところは締める。五代さんもよかったけど、やっぱり新ちゃん、あんたが最高だった。
ゴールの見えない撮影現場で
「新次郎は、柔らかい力を持った男です。炭坑であさのほっぺたをつねりながら『あんたの武器は、このやらかい大福もちだす』と言う場面がありましたが、柔らかいという言葉が『あさが来た』の一つのキーワードだと思っています。新次郎は、相手を嫌な気持ちにさせない人。いつも周りの空気を読んでいて、『わては何もしてまへん』と言ってはいるけれど、何も言わず、実行する。無言実行ですね。それがとてもスマートで、撮影を通して彼の生き様のほうがすごく男らしいと考えるようになりました」
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