経営トップが明かす2016年のニッポン経済「私はこう見る」泉谷直木・アサヒグループHD社長、大西洋・三越伊勢丹HD社長ほか

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全国民必読
――先を読み間違えると痛い目にあう

明るいのか、暗いのか、どっちなのか、ズバリ分かる

不確実とリスクがばら撒かれた世界の様相は、今年も変わらず続いていく。ただし、この不透明な霧の世界に、段々と目は慣れてきた。先を読む者だけが勝つ。戸惑いと迷いの2015年から、確信と決断の2016年へ。

ヒト、モノ、カネが動き出す

「2015年はインバウンド(訪日観光客)需要が爆発的に増加して騒がれました。そろそろ頭打ちではないかという声もありますが、私はそうは思いません。日本の経済力や人口を考慮してアジア各国と比較をすると、むしろ、インバウンド需要はまだまだ伸びシロが大きい。欧米でテロ事件が多発していることを考えると、日本の観光地としての魅力が相対的に高まるとも見られます」

 日本航空元社長の西松遙氏が言う。


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