日本でいちばん早い 2016年「景気と経済」大予測 第6部 日本郵政株は下がり続ける──見切りが大事

[ptitle]

プロは「すぐに売る」

 11月4日、郵政三社株(日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命)がいよいよ上場する。公開時の時価総額は14兆1450億円、'87年のNTT株以来の大型上場とあって、投資家たちの大きな注目を集めている。

「三社の株に申し込みをしましたが、当たりませんでした。NTTのときほどは盛り上がっていなかったので、当選すると思ったのですが……」

 こう語るのはファイナンシャル・プランナーの深野康彦氏だ。もっとも深野氏は、郵政株を長く保有する気はなかったという。



会員の方は