巨人軍の終わらない野球賭博汚染 新監督・高橋由伸の憂鬱

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本当は引き受けたくなかった
スキャンダルはまだまだ出てくる

爽やかな笑顔で去って行った前監督とは対照的に、新監督の表情は冴えない。断れないとわかっているが、かといって踏ん切りはついていない。そのうえ起きた不祥事。由伸の揺れる胸中を明かす。

現役への未練

「福田、笠原のことが明るみに出た時、松本は急にびくびくして神妙になっていました。松本は10月13日に宮崎で行われたフェニックス・リーグに登板していますが、その試合後、球団から呼ばれ、すぐに東京に戻ったようです。その日の夜に送ったLINEメッセージがいまだに既読にならないから、帰京した直後に松本のスマホは調査委員会に没収されたのでしょう。そこで携帯を調べられ『クロ』と判断されたわけです」(巨人関係者)

 球界の盟主・巨人軍が揺れている――。

 突然、新監督に高橋由伸(40歳)を指名したかと思えば、その翌日には野球賭博問題で、福田聡志(32歳)の他に、新たに笠原将生(24歳)と松本竜也(22歳)も関与していたことがNPB調査委員会によって発覚した。


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