ガンはやっぱり哀しいよ 声、乳房、髪の毛、肛門……身体の一部を失うということ、その現実
医療 | 2015.10.15 |
突然、その病は襲ってくる。普通に食事を楽しみ、家族と語りあう――そんな平和な生活はもう戻らないかもしれない。「何気ない幸せ」を奪われようとしたとき、人は何を思い、どう生きていくのか。
最後の声で語ったこと
「いずれにしても気管切開をしたらもう話すことは出来ない。
僕は、どうしても最後に自分の声で子どもたちと話がしたかった。
3人の子どもに話したいことは山ほどある。
でも、息苦しさは限界に近づいていた」
著書『「だから、生きる。」』でこう綴るのは、歌手・音楽プロデューサーのつんく♂(46歳)。昨年10月、喉頭がんにより、喉頭全摘手術を行い、声を失った。
僕は、どうしても最後に自分の声で子どもたちと話がしたかった。
3人の子どもに話したいことは山ほどある。
でも、息苦しさは限界に近づいていた」
著書『「だから、生きる。」』でこう綴るのは、歌手・音楽プロデューサーのつんく♂(46歳)。昨年10月、喉頭がんにより、喉頭全摘手術を行い、声を失った。
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