曽野綾子 特別寄稿「学校なんて、どうでもいい」

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世界を見渡せば、過酷な労働に耐え、日々を懸命に生きぬく子供たちがいる。一方わが国には、学校がいやで、自ら命を絶つ子供たちがいる。学校の外にこそ、豊かな学びが広がっているのに。
東大なんて目指さなくていい

 最近私は、嬉しくてしょうがないんです。なぜかというと、今回ノーベル賞をお取りになった先生方が皆、東大出身じゃなかったからです。大村智先生も、決して優等生ではなかったと新聞で読んで、何だか嬉しくなってしまいました。


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