自殺者続出!JR「新小岩駅」の憂鬱

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今年だけでもう6件
株で大損した人たちが、最後に向かう場所

昭和の雰囲気が漂う「新小岩駅」は、最近になって飛び込み自殺が相次いでいるという。なぜ、この駅を人生の終着点に選ぶ人が増えているのか。本誌記者が実際に訪れて、その「憂鬱」の実態に迫った。

吸い込まれていくように

 東京・葛飾区のJR新小岩駅。どこか昭和の佇まいを感じさせる南口改札を入ると、北口に繋がるコンコースを大勢の人が行き交っていた。途中には、ワゴンいっぱいに婦人服が積まれた出店が賑わう。いかにも下町の駅、といった風景だ。

 しかし、この新小岩駅構内をよく見ると、長閑(のどか)な下町風情とはほど遠い、「特殊性」に気づく。


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