本人が続々登場!消えた甲子園の怪物たち

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高校野球100周年記念
「やまびこ打線」の主砲・江上光治(池田)
史上初の完全試合・松本稔(前橋)
田中将大の同期「メガネの主将」・本間篤史(駒大苫小牧)ほか

高校野球の聖地・甲子園で光を放った男たちは運命のいたずらや自らの意思で輝かしい表舞台から静かに去った。彼らは今、どこで何をしているのか。早すぎる栄光を味わった8人の現在を追った。

この夏、息子が甲子園へ

 かつて甲子園を沸かせた男は7月26日、西東京大会決勝が行われた神宮球場の一塁側席にいた。'83年の徳島・池田高校の主将にして「やまびこ打線」と言われた強力打線の主砲。江上光治は怪物ルーキー清宮幸太郎を擁する早実が、8回に5点差を逆転し、甲子園切符を得た劇的な試合を見て、声を上ずらせた。

「実は、長男・太悟郎(だいごろう)が早実のマネジャーをしています。ぜひ、行ってほしいと思っていた甲子園出場を決めてくれた。



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