特別読み物 プロ野球「第二の人生」
スポーツ | 2015.06.11 |
ライター赤坂英一
「上には上がいた」――故郷の天才たち、無念と再生の物語
俺ならやれる。周囲の期待も大きい。でも、入ってみて愕然。俺、才能があると思ったのに……。プロで挫折した男たちはその後、どう生きようとしたのか。著作が話題のライターによる特別読み物。
「上には上がいた」――故郷の天才たち、無念と再生の物語
俺ならやれる。周囲の期待も大きい。でも、入ってみて愕然。俺、才能があると思ったのに……。プロで挫折した男たちはその後、どう生きようとしたのか。著作が話題のライターによる特別読み物。
やっぱり、野球が好きだから
所沢で暮らす小野剛(ごう)は毎週末、自分で車を運転し、北陸や信越の球場を回っている。この地域で活動している野球の独立リーグ、ルートインBC(ベースボール・チャレンジ)リーグの新球団、福島ホープスの公式戦を視察するためだ。プロとの交流戦が行われるときは、巨人や楽天の二軍の球場にもマイカーで足を伸ばす。小野はホープスの初代GMなのである。
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