市井の研究者が次々登場!名もなき「性の探求者」たち 第5部:私財をなげうち完成させた「エロ本専用図書館」への情熱

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 東京・飯田橋。ある雑居ビルの一室の扉には、控えめな文字で〈風俗資料館〉と記されている。一見して、ここがSMやフェチ趣味の雑誌や史料を収めた、いわば「エロ本専用の会員制図書館」であるとはわからない。

 だが、一歩室内に足を踏み入れると、膨大な雑誌やファイルが整然と並ぶ光景に圧倒される。


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