二宮清純レポート 菅野智之「遠回りしたから、今がある」
スポーツ | 2015.05.22 |
「監督の甥っ子」から「真のエース」へ
日ハムに指名されたあの日。菅野はサラブレッドとして敷かれたレールから一度外れ、初めて自分の頭で悩み抜いた。そして決めた、浪人という道。あの一年があるからこそ、男の投球は深く、重い。
日ハムに指名されたあの日。菅野はサラブレッドとして敷かれたレールから一度外れ、初めて自分の頭で悩み抜いた。そして決めた、浪人という道。あの一年があるからこそ、男の投球は深く、重い。
MVPには満足していない
どちらが武蔵で、どちらが小次郎かはいざ知らず、まるで巌流島の戦いである。2人の投げ合いは対決というより、決闘に近い。なにしろ、1点の失点が命取りになるのだから……。
会員の方は