「株価2万円」の攻防 6月に一気に動く

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悲観論が根強いが

一日で数百円の株価暴落が当たり前になってきた。「1ヵ月ごとに1000円」の猛烈なペースで上げてきた道を、そのまま急速に引き返すようである。ただ、この株式劇場はまだ始まったばかりで――。

国家vs.ヘッジファンドの闘い

「あの日は日本銀行も相当に焦っていた。一気に365億円も株式市場にぶち込んで、下げ止まらない株価をどうにか買い支えようと必死になっていたのですから」

 ある外資系ファンドマネジャーは、日経平均株価がたった一日で500円以上も暴落した「4.30ショック」の舞台裏をこう語り出した。



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