宇能鴻一郎「官能小説」傑作選 第九回〈剃毛〉
小説 | 2015.04.20 |
今回掲載した「剃毛」は、1978年に刊行された『食べられたいの』に収められた一編。『食べられたいの』は、都内の私立病院に勤め始めたばかりの見習い巨乳看護師が主人公。処女だった彼女が、つい患者らに身体を許してしまう様子が日記形式で描かれている。
あたし、ムチムチボインの看護婦なんだけれど。
つとめてる病院に、中学教師の男性が、入院してきたんです。
つとめてる病院に、中学教師の男性が、入院してきたんです。
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