宇能鴻一郎「官能小説」傑作選 第九回〈剃毛〉

[ptitle]
今回掲載した「剃毛」は、1978年に刊行された『食べられたいの』に収められた一編。『食べられたいの』は、都内の私立病院に勤め始めたばかりの見習い巨乳看護師が主人公。処女だった彼女が、つい患者らに身体を許してしまう様子が日記形式で描かれている。
 あたし、ムチムチボインの看護婦なんだけれど。

 つとめてる病院に、中学教師の男性が、入院してきたんです。



会員の方は