スペシャル対談・梅宮辰夫×松方弘樹「健さん、文ちゃん、あっちで元気にやってるかい」

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「ヤクザ映画が俺たちの青春だった」

自分もあんな「漢(おとこ)」になりたいと思った――任侠物から実録路線へとつながる東映のヤクザ映画史の中で、眩い光を放った健さんと文太兄ぃ。同時代を生きた戦友二人が、あの熱かった時代を存分に語る。
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梅宮辰夫
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松方弘樹

いちばんモテたのは誰か

松方:僕と辰兄(たつにぃ)が数々の作品に出演した東映ヤクザ映画の黄金期は、1960年代前半から'80年代半ばでしたね。

梅宮:その中心にいたのが、昨年亡くなった高倉健さんと文ちゃん(菅原文太)だった。健さんは任侠物、文ちゃんは実録路線で、それぞれヤクザ映画の人気を牽引した。



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