充実の戦力が整い、今季もV候補筆頭のソフトバンク。だが、工藤公康新監(51歳)には一つ、悩みがあるという。担当記者が明かす。

「工藤監督は元々理論派で、記者相手に30分以上、野球談議をするようなタイプなのに、監督になってからは歯切れが悪い。特に投手についての質問には、『俺に聞くなよ』と逃げるような態度をとり、ガードが固くなった。

それは単に立場が変わったからではなく、『あの人』に気を遣っているのです」