週現『熱討スタジアム』第141回悲願の日本一 広島カープの「1979年」を語ろう 今週のディープ・ピープル 古葉竹識×北別府学×大野豊

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カネはないけど、情熱があった
市民球団「創設30年目」の栄光

創設以来、ファンが見続けていた日本一という夢。どんなに弱くてもカープを見捨てずにいてくれた彼らのため、男たちは負けても負けても諦めなかった。そして30年。市民球団の夢が叶う日は来た。

優勝できなければ辞める

古葉:今だから言えるけど、'79年に優勝できなければ、僕は監督を辞めるつもりだったんだ。それほどの覚悟をもって臨んだシーズンだった。

大野:カープは'75年に初のリーグ優勝を果たしましたが、日本シリーズでは阪急に惨敗。そして翌年は3位、'77年、'78年も5位、3位と、3年間、優勝から遠ざかっていました。

北別府:山本浩二さんや衣笠祥雄さんら'75年の中心メンバーに加え、'78年には江夏豊さんも加入。メンバーが揃っていただけに、ファンの期待は大きかったですよね。



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