かわいい「孫」との接し方 第1部 有名人も悩んでいる「孫にだけは嫌われたくない!」

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子供は社会人になってから、家に寄り付かなくなった。定年後、妻からは邪魔者扱いされるばかり。そんなときに誕生した孫という生きがい。懐いてほしいと愛情を注げば注ぐほど、なかなかうまくいかないもので―。

同じ目線で自分も楽しむ

「10月の第3日曜日は『孫の日』だから、孫たちに何を買ってあげようかなと楽しみにしていたんです。あれこれ迷った末、秋向けのかわいい洋服にしようと思ったんですが、念のため娘に相談しました。

 そうしたら、『何着もあるし、上下の組み合わせとかいろいろあって難しいからいらないよ』と言われてしまった。まぁ、我々のセンスは、娘からすると古いんでしょうし……」

 教育評論家の尾木直樹氏(67歳)には、幼稚園に上がる前の2人の孫娘がいる。教育のプロという立場で様々な人の相談に乗っている尾木ママでさえも、自らの孫となれば話は別。何をしてやればいいか、頭を悩ませる日々だという。尾木ママが続ける。


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