倒壊するビル、突然火を噴く家電、家を呑み込む液状化 首都直下M7.3巨大地震 あなたと家族が生き残る、たった「五つのルール」

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「死者2万3000人」の政府シミュレーションは甘すぎる

年の瀬に政府が発表した、首都直下地震の被害想定。意外に小さな数字に、そんなものかと安心してしまった人も多いだろう。だが、それは大間違いだ。生き残る術を考えておけるのは、今しかない。
この想定は小さすぎる
「いや、これはもう勘繰りでもなんでもなくてね。東京オリンピックに向かって国際的な不安を起こしたくない。そういう想定になっているんですよ」
こう話すのは、関西大学社会安全学部の河田惠昭(よしあき)教授だ。「そういう想定」とは、内閣府が昨年12月19日に公表した、新しい首都直下地震の被害想定である。


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