大原麗子が綴っていた「森進一との離婚」「田村正和への思い」「渡瀬恒彦と暮らした日々」

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時には甘い愛の言葉が、時には辛辣な批判が、大原麗子さんの残したスクラップ・ブックには並んでいる。自分の気持ちに正直に、女優としての人生を歩みきった彼女が、ここに確かに生きている。

私からほれたと思う?

〈現代の女優にも美しい人はたくさんいますが、大原麗子さんのほうがはるかに輝いていた。その理由は彼女の『人間らしさ』にあったと知りました〉(53歳・女性)

〈彼女のように自分の気持ちに正直に生きたスターはもう現れない!〉(48歳・男性)

 本誌9月13日号に掲載された、大原麗子さん自作のスクラップ・ブック。そこに綴られた彼女の「心の叫び」に、読者から続々と反響が寄せられている。

 大原さんの実弟である大原政光氏が語る。

「時には少女のような可愛らしい字で喜びを表し、時には男性のように力強い字で不満や批判を書いている。どの書き込みも本心をストレートに綴っています。飾らない人柄だった姉が、このスクラップ・ブックには生きているように感じます」


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