選手には病を隠した甲子園の「名物男」 済美・上甲監督の無念

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「病室でお会いした時には、随分痩せられて、すでに会話もできないような状態でした。高校時代、握手なんてしてもらったことなかったんだけど、痩せ細った手を握り、感謝の気持ちを伝えました。病室にはご家族の方もいたので堪(こら)えていたのですが、部屋を出た途端に涙があふれてきて……」



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