即死!「殺人気象」の夏がやってくる

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気象庁も「予測不能」と匙を投げた
突然のカミナリ 巨大な雹 竜巻が次々と

最近、何だか天気がおかしいと思うことが増えていないだろうか。それは気のせいではない。いま、日本は確実に、新しい恐怖の時代に突入しようとしている。悪夢は、空から降ってくる―。

これまでの経験は通じない

 今月3日、九州北部は突然の豪雨に見舞われた。長崎県内では、3時間で205㎜など、50年に一度という驚くべき降水量を記録。九州各地で避難勧告が次々と出され、福岡県では高架下の通路が1m60㎝近くまで水没。崩れた崖の土砂がマンションに迫るなど、土砂災害も広がった。

 このところ、誰もが度肝を抜かれるような異常気象が次々と日本を襲っている。天気予報では、連日「急な大雨や落雷に注意してください」と警告され、70代、80代の住民が、口々に「こんなことは初めてだ」と語る。理屈をこねられなくても、実感として日本の気象が異様極まりない、私たちの常識外のとんでもない状況にあるのは、誰もが認めることだろう。

 そして今後、夏本番にかけて、こうした超異常とも呼べる気象は、さらに激しさを増していくと予想される。ときには、人を即死させるような激しい「殺人気象」がやってくる可能性すら指摘されているのだ。



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