週現『熱討スタジアム』第82回 本当に可愛かったあの時代の菊池桃子を語ろう 今週のディープ・ピープル 遠藤克彦×木下一夫×小澤忠恭

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「守ってあげたくなる」アイドルはわずか1年で武道館コンサートをなしとげて伝説となった

かつて雲の上の存在だったアイドルが彼女の登場で一変した。ピュアでおっちょこちょいで眩しくて、でも、なんだか手が届きそうで―熱狂の'84年を振り返る。
まったく新しいアイドル
小澤:初めて菊池桃子と顔を合わせたときは不思議な子だなと思いましたね。ギラギラしているところがなく、ぽーっとしている。でもちゃんと訴えてくるところがあって、「散漫」な印象はないんです。

遠藤:私は日本テレビが作った「バップ」というレコード会社の幹部として彼女と出会ったんですが、やはり彼女には異質なものを感じました。「かわいい子だな」とは思うんですが、ふつうのお嬢さんなんですよ。「真面目なイメージを作っているのかな?」とも思ったんですが、何度会ってもふつうのお嬢さん。



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