「発達障害」と診断された子供たち

[ptitle]
過去16年でなんと約18倍にも増えた。
ヤブ医者にかかると、子供が薬漬けになる

'02年に文部科学省が発達障害の調査結果を発表してから社会全体での認知度が上がっていった。その一方で、過剰ともいえる診察が横行し、中には誤診まで。子供たちがその最大の被害者となっている。

問題児の扱い方が変わった

 神奈川県に住む野村恵子さん(40歳・仮名)は小学2年生、8歳の男の子を持つ母親だ。

 息子は明るく活発な性格で、成績はクラスで真ん中くらい。これまでに問題を起こしたことはなかった。だが、そんな息子がある日、下校時に同級生とケンカになり、押し倒して泣かせてしまったという。小学生の男の子ならよくある光景にも思えるが、学校側が思わぬ対応をとる。



会員の方は