コロナワクチンの母 カタリン・カリコという人
社会 | 2021.03.06 |
特別読み物
この女性がいなければ、すべてが変わっていた
いま、ノーベル賞にもっとも近い人物
「実験の鬼」。カリコ氏を知る人々は、彼女のことを口々にそう評する。40年以上の長きにわたって、倦まず弛まず実験を続けてきた執念の研究者。彼女の作ったワクチンは世界を救えるのだろうか。
この女性がいなければ、すべてが変わっていた
いま、ノーベル賞にもっとも近い人物
「実験の鬼」。カリコ氏を知る人々は、彼女のことを口々にそう評する。40年以上の長きにわたって、倦まず弛まず実験を続けてきた執念の研究者。彼女の作ったワクチンは世界を救えるのだろうか。
ハンガリー生まれ
「新型コロナのワクチンが完成した瞬間は、本当に感動しました。あまりの興奮に、息ができなくなってしまったほどです。
それと同時に、ようやく長年の努力が報われた気持ちになりました。私の人生は間違っていなかった。コロナワクチンを目の前にして、自分の来し方を嚙みしめました」
本誌にこう語るのは、ハンガリー出身の生化学者、カタリン・カリコ氏(66歳)だ。
それと同時に、ようやく長年の努力が報われた気持ちになりました。私の人生は間違っていなかった。コロナワクチンを目の前にして、自分の来し方を嚙みしめました」
本誌にこう語るのは、ハンガリー出身の生化学者、カタリン・カリコ氏(66歳)だ。
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