いちばん切ない「秋うた」を決めよう

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人恋しい、この季節だから……

山口百恵『秋桜』 五輪真弓『恋人よ』
岩崎宏美『思秋期』 沢田研二『時の過ぎゆくままに』
狩人『コスモス街道』 アリス『秋止符』 ガロ『学生街の喫茶店』ほか

秋は、故郷や青春時代に思いを馳せるにはうってつけの季節だ。独り静かに、しんみりした時間を過ごしたい人は「秋うた」を聴くといい。セピア色に染まっていた記憶が、色鮮やかになってくるはずだ。

狩人が羨ましかった

 街に吹く風が冷たく感じられる秋は、なぜだか感傷的になったり、寂しくなったりしてしまう。そんな人恋しい気持ちに寄り添ってくれるのが「秋うた」だ。

 この季節には、普段よりもセンチメンタルな気分にさせてくれる名曲が数多い。今回は、有識者たちに秋うたのベスト30を決めてもらうとともに、曲にまつわる思い出を語ってもらった。



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