[酷暑に打ち克つ巻頭大特集]熱波で死なないカラダの作り方

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35℃でも40℃でも読めば生き残る

今年の夏は「過去100年で最も暑い」ともいわれる。一時的に暑さが和らぐことはあっても、猛暑の波は何度でも襲いかかってくる。なんの手も打たなければ、自分と家族の身を守ることはできない。

筋肉組織が破壊され体内から全身崩壊
こんな人が重度の熱中症になる!
緊急チェックリスト

全身の筋肉が溶けだす

「買い物から帰ってリビングのドアを開けると、『うわっ暑い』と思いました。ソファを見ると夫が寝ていて、『あなた大丈夫?』と声をかけても言葉が途切れ途切れで要領を得ない。慌てて119番にかけました」

 6月末の体験を振り返るのは、森田佳子さん(70歳・仮名)だ。家で昼寝をしていた夫が熱中症を起こし、救急搬送された。なんとか一命は取り留めたが、待っていたのは過酷な現実だった。



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