名門・東京海上のエリート社員が会社を訴えるまで

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怒りの告発!「私に罪を押しつけ、上司は出世した」

サラリーマンは所詮、組織の歯車にすぎないのか――。そう思わせる出来事が損保大手で起きた。会社に都合のいいように使われて、不祥事が発生したら閑職に追いやられたと、現役社員は訴える。

本人の知らぬ間に「降格」

「今回、私が会社を相手取って裁判を起こしたのは、決して私利私欲のためではありません。会社は莫大な件数の保険金不払いで世間を騒がせながら、その事実を矮小化しようとしている。その一方で、事件についての組織の責任を、私個人に転嫁するような報告書を秘密裏に作成し、結果として私を降格、閑職に追いやりました。人生を大きく狂わされ、泣き寝入りをすることはできません。裁判では不払いの真相を明らかにし、会社の膿(うみ)を出し切るつもりです」



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