危ない!こんな人は税務署に狙われている

[ptitle]
目を付けられたら85%以上が追徴課税

相続・贈与・節税のつもりが犯罪でした

税理士に丸投げしたらアウト!/親の死後にATMでおカネを下ろしただけなのに……/うっかり生前贈与を受けたばかりに大ピンチ/使ってはいけない節税の特例・制度があった

税金を払いすぎても教えてくれない。だが納税額が足りなければ、自宅まで来て執拗な調査を行う――それが税務署だ。ちょっとしたことで"脱税犯扱い"を受けた人の声を「他山の石」にしてほしい。

「マルサ」だけじゃない

「亡くなられたお父様は最後の1ヵ月、A病院に入院されていたんですね。大変でしたね」

「立派な絵画がありますが、これはお父様のご趣味だったんですか?」

 午前10時、西村雄二さん(64歳・仮名)の自宅にやってきた2人の税務署職員はなかなか本題に入らず、だらだら雑談を続けていた。税務調査と聞いて警戒していたものの、若手と中年男性の調査官のコンビは、ドラマで見る「マルサ」と比べれば拍子抜けするほど丁寧な対応だったという。



会員の方は