会う食べる飲む、また楽しからずや 第四百六十八回 岩下尚史さんの巻

[ptitle]
幅広い交友には
美味しい「食」がつきもの。
次回はどんな店にするか、
そう思案するのが
日々の楽しみになっている
image
絵/大崎吉之
「うなぎ重」
ふっくら柔らかいうなぎと
伝統のタレがたまらない。
花柳界で愛され続ける逸品

○月×日

 朝6時頃、青梅の山里にある自宅で起床。都心のホテルとの2拠点生活で、週の半分はこちらで過ごす。朝は神仏の棚に祝詞やお経を上げ、愛犬の散歩や掃除をして……と、都心にいるときよりずっと忙しい。自然の中にいると天候に体調を左右され、特有のストレスもあるが、都会にいると青梅丘陵を見渡せる景観や、鳥のさえずりが恋しくなるもの。便利と不便を行き来する生活が気に入っている。



会員の方は