[医療スペシャル]どうしてあの人だけが膵臓がんから生還できたのか

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がんサバイバーと主治医が実名証言

沈黙の臓器――この「習慣」と「行動」が生死を分けた

膵臓がんは5年生存率が10%を切る、死を覚悟しなければいけない病だ。しかし、膵臓がんを克服した人たちの証言を聞いていくと、ある共通点が見えてきた。運命の分かれ目は、どこにあったのか?

2年ともたず死に至る

 中日、阪神、楽天の3球団をリーグ優勝に導いた闘将・星野仙一監督(享年70)に膵臓がんが見つかったのは、'16年7月のことだった。急性膵炎の検査を受けている過程で、がんを患っていると発覚したのだ。



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