[総力大特集]コロナ後、間違えないおカネの備え[第1部]世界のトップ15人が断言 日本経済と株価のこれから

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日経平均はここまでいく――
ノーベル賞級がぞくぞく登場

ポール・クルーグマン
ダロン・アセモグル
ジム・ロジャーズ 本田悦朗
原田泰 小林慶一郎

1年後、3年後、5年後、10年後

'08年につけた最安値6994円も、今は昔。日経平均株価はその4倍に伸び、株高が当たり前の風景となった。だが、まだ終わりではない。世界の知性は日本経済、そして日本株の底力を信じている。

下落局面こそチャンス

 岸田政権誕生が決まった9月29日を境に、日経平均株価は下落局面に入った。金融緩和に批判的で、「財政再建派」とされてきた岸田文雄新総理は、はたしてどのような財政を打ち出すのか。株式市場はまだ「様子見」の状況だ。

「顔」が替われば、否応なく日本の空気も変わる。これでまた日本経済、そして株価の見通しは不透明になってしまった。投資家たちは、そんな不安のただ中にいる。



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