[巻末特集]別れの流儀 あの人が最後にやっていたこと

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晩年の準備、生き方、過ごし方、考え方に学ぶ

立花隆 原田芳雄 八千草薫 志賀廣太郎 西城秀樹 沢村忠
桂米朝 木内みどり 藤岡琢也 丹波哲郎 吉村昭 緒形拳

病と徹底抗戦し死ぬなど思いもしない人、すべてを悟り後に託す人、人生に自ら始末をつけようとする人……ただ一度しか来ない「別れ」こそ、人間の生き様が表れる。人生の深遠を嚙みしめる。

立花 隆さん(評論家)
「死はこわくない」――
最後の治療を拒否し、樹木葬を選択した

〈世界のすべては進化の過程にある〉

 この見出しで始まる『サピエンスの未来 伝説の東大講義』が出版されたのは、今年2月17日。"伝説の東大講義"の受講者で、同書の構成を担当したサイエンスライター・緑慎也さん(45歳)の携帯電話が鳴ったのは、3月上旬の夕暮れだった。電話の主は、東大時代の恩師であり、同書の著者である立花隆さんだった。



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