週現『熱討スタジアム』第401回 漫才ブーム時代の「ツービート」を語ろう 今週のディープ・ピープル 島田洋七×高信太郎×永峰明

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遅咲きコンビの毒舌が
漫才の概念を変えた

たけしが毒を吐き、きよしがたしなめる。そして、爆笑が起こる。ツービートの漫才はそれまでにないものだった。あの頃、30代の二人の男は青春の只中にいた。

殺人事件でもネタにする

洋七:俺がツービートのたけしと初めて会ったのは漫才ブームの5年くらい前、'75年頃だったかな。仕事で東京に行ったとき(横山)やすしさんに「若手で面白い奴がいる」と紹介されたのが彼だった。ツービート自体が無名だったし、たけしの第一印象も薄かったけど、二人で喋っていくうちに博識で頭がいいと感心した。たけしは明治大学を中退してるけど、関西では大学に進学する漫才師なんかいなかったからね。



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