[巻頭大特集]人生の最後を人に頼らず生きる準備 [第2部] 病気も介護も「自分本位」がすべて

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その遠慮が命取りになる

【7】
病院との賢い付き合い方
こうすれば、医者はあなたを特別扱いする

「昨年の4月頃に急に咳が出始めて、熱が出ました。まさか新型コロナにかかったのかと思い検査をすると、見つかったのはなんと肺がんでした」

 こう語るのは、医療コンサルタントの吉川佳秀氏(70歳)だ。幸いにも他の部位への転移はなかったが、肺の4割を切除する大手術を決断せざるを得なかった。



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