[永田町ドキュメント]春の二階俊博劇場 第一幕「死んだふり」で菅を揺さぶってみた

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解散の時期は、俺が決める

最強幹事長の力に陰りが見えるという。暴言、失言、世論の批判。この男が求心力を失えば、政権はひっくり返る。だが、それが仮に「ふり」だとしたら? 欺瞞と韜晦。それが、二階劇場の真骨頂だ。

駆け巡った「噂」

 権力闘争とは、「呪い」のかけ合いだ。

 と言っても、陰陽師が出てきて謎の呪文を唱え、敵の息の根を止める、などというものではない。

 現代政治の世界において、呪いの道具は「怪情報」と「噂」である。



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