[大特集 ご存知ですか? 「いのちと食」の大問題]/[第1部]「動物実験」はこんなに恐ろしい

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世界で問題視されているのは、
ニワトリだけじゃありません

日用品や食品・薬の安全チェックのために、年間1億匹以上が殺されている

犬に農薬を3ヵ月飲ませ続ける/ウサギを拘束して、毒をむりやり点眼/ネズミを水に溺れさせ、何秒で諦めるかを計測/猫の頭に電極を埋め込む・・・・・・

詳細を隠したがる企業が多いが、薬や化粧品などの日用品は生きた動物を使って安全性テストを行う。われわれの生活は、命あるものの犠牲の上に成り立っているという真実から目を背けてはならない。

3日3晩苦しみ続ける

 古事記にも登場する、よく知られた神話に「因幡の白ウサギ」がある。

 隠岐島から海を渡ろうとしたウサギがワニ(サメのこと)を騙し、海に並ばせる。その背を渡っている途中に嘘をばらしてしまい、ウサギはワニに皮を剥がれる。痛がって泣いていると、八十神(やそがみ)に「海の水を浴びて、風に当たるといい」言われ、その通りにしたら身はぼろぼろになった。



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