不安と不満――コロナで分断されるこの国 医療崩壊のウソと現実

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大特集
全国民必読

なぜコロナ重症病床がこんなに少ないのか

「病院の論理」の前に、国民は黙ってひれ伏すしかないのか――
日本の病床数は世界一、感染者数も少ないのに、
いとも簡単に「崩壊」する理由がわかった

連日、テレビや新聞は「医療崩壊」の危機を声高に叫んでいる。だが、実際には、新型コロナ対応には全体のほんのわずかな病床しか使われていないことをご存知だろうか。「崩壊」の裏側をリポートする。

一気に死者数が跳ね上がる

「ウチの病院では、40床ほどの新型コロナ病床を設置しています。元々、通常の病棟だったものを、1棟まるまるコロナ専用病棟にしたのです。12月以降は、この約40床がほぼ満床、少ない時でも9割ほどの病床が埋まっているような状態です。



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