[皇室インサイド]紀子さまが夢見る「皇后陛下」の椅子

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夫はいずれ天皇に。
その時、ついに雅子さまとの立場は逆転する……

六畳の寝室でプリンセスを夢見た女の子が、次なる国母になろうとしている。「傍流」だった秋篠宮家は、紀子さまの存在で皇室の「主流」へと躍り出る。行く手を遮るものは、もはや何もないのか。

美智子上皇后の言葉

 東京・目白、学習院大学の裏手に隠れるようにたたずむモルタル壁の建物。大学職員の家族が入居する共同住宅の70平米の部屋で、同大学4年生、川嶋紀子さん――のちの紀子さまは家族と倹(つま)しく暮らしていた。

 '89年夏に突如報じられた、秋篠宮と紀子さまの婚約。当時、学習院大学で教授を務めていた紀子さまの父・川嶋辰彦氏の年収はおよそ800万円と噂され、紀子さまには「3LDKのプリンセス」という愛称がついた。



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