「家庭内感染」はどうすれば防げるのか

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大特集

チューしてはいけない?
家でもマスク?
今、いちばん危ないのは家の中

新型コロナはどこにでも潜んでいる。家族に一人でも外に出る人がいるなら、家庭内感染は他人事ではない。身内の誰かが感染してしまえば、あなたは「超」濃厚接触者だ。確実に防ぐ方法は果たしてあるのか。

過敏な妻の言い分

 コロナ禍によって、長く連れ添った夫婦でも様々な亀裂が生じている。大きな原因の一つが「衛生観念の不一致」だ。

「妻は家庭内感染を恐れて、どんな小さなことにも過剰に反応するようになったんです……」

 そう語るのは、印刷会社勤務で営業職を務める豊島健人さん(仮名・57歳)だ。妻と2人の子供がいる豊島さんは、起床から就寝まで、すべての行動に制限がかかるようになったという。



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