西城秀樹 いまだから言える話

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もう三回忌になるんですね

「寺内貫太郎」より怖かった父、家出同然の上京、郷ひろみ・野口五郎への嫉妬、
そして脳梗塞再発の恐怖と戦い続けた日々……

ただそこにいるだけで空気が華やぎ、場がパッと明るくなる。そんな人だった。スターダムに駆け上がった若き日から、病魔と対峙し続けた晩年まで、周囲の人々が、秘蔵のエピソードを語り尽くす。

牛乳配達をクビに

「'88年、『キャッツ・アイ』のドラマに出演したんです。そこで、刑事役の秀樹さんとのキスシーンがあった。私はデビュー前から秀樹さんの大ファンだったので、頭が真っ白。そうしたら、なんと秀樹さんも『俺、キスシーンって初めてなんだよね』と、緊張気味に言うんです。意外でしょう?



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