「自粛警察」「コロナ狩り」が闊歩する、この国で 誰が最初にやるか、それが難しい

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帝国ホテルでの結婚式、
青山葬儀所での葬式、叙勲パーティ、
テーマパークの再オープン ほか

従業員の生活を考えると、いつまでも自粛を続けるわけにはいかない。だが、いち早く営業を再開すると、徹底的に批判され、身の安全を脅かされるケースも起きていて、経営者は頭を悩ませている。

晴れ舞台も奪われて

 結婚式場としても都内の代表格と言えるのが、帝国ホテルだ。その従業員がこう語る。

「実のところ、4〜5月に結婚式を開かれた方もいらっしゃるんですよ。でも皆さん、新郎新婦だけでの式で済ませるなど、大幅に規模を縮小した形式に変更されました。多数の招待客を呼ぶのは時節柄はばかられるということで、自粛されたわけです。なのに、それでも『なぜ営業を続けているのか』と、抗議のような問い合わせが来ます」



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