「緊急事態宣言」延長に意味はあるのか 日本の感染者数 実は「760万人超」という真実

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巻頭大特集

思考停止するニッポン

絶対に感染したくない。そう思って家に引きこもるあなたも、気づかないうちに感染しているかもしれない。「新型コロナは怖い」という常識を捨て去るべき時が来た。
《おことわり》本誌5月16日号に掲載した特集記事「元厚労相技官(医師)が実名で『緊急事態宣言の延長は間違い。集団免疫が正解』」のタイトルは、木村もりよ氏自身の発言をそのまま引用したものではなく、編集部が独自につけたものです。
【Ⅰ】
手段と目的を取り違えていないか
日本の感染者数
実は「760万人超」という真実
公式発表は1万5000人超

知らないうちに治っている

「日本人の20人に一人以上がすでに新型コロナに感染している可能性が高まっています。自分自身や家族もすでに、新型コロナに感染済みかもしれないのです」

 衝撃の事実を明かすのは医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏だ。

 4月11日の段階で一日700人近くだった日本人の新規感染者数は、30日になると一日200人程度まで減少した。だが、外出自粛を緩和すれば「感染者数の拡大が再燃する」と専門家会議は結論づけ、さらに1ヵ月、緊急事態宣言は延長されることになった。



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