[医療大特集]便秘は死と直結している

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「出ない」は病気の知らせ

薬を飲んでも、予防効果のある食品を摂っても、なかなか治らない高齢者の便秘。その手強さゆえに、医者も患者も「いつものことだから」と放っておきがちだが、それは大間違いだ。

【1】
大腸がん、胃がん、肝臓がん……
我慢していると手遅れに
がんは便秘に始まり、便秘に終わる

直腸がんを残便と勘違いして

「55歳を過ぎたあたりから便秘に悩まされ、かれこれ10年以上、便秘と付き合ってきました。水を多めに飲んだり、便秘に効くと宣伝している健康食品を買ってみたり、いろんなことを試してみたけど改善しない。結局、騙し騙しやっていくしかないのかと我慢を続けていたら、昨年末、内視鏡検査でこぶし大にまで大きくなった大腸がんがあると発覚したのです」



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