青春の歌にほだされて、あり得たかもしれないわが人生を想う

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年末年始合併号
特別企画Ⅰ

大好評!
懐かしい声が聴こえてくる

中島みゆき『時代』 ユーミン『ノーサイド』
小坂明子『あなた』 チューリップ『サボテンの花』
浜田省吾『もうひとつの土曜日』――
別の人生を選ぶこともできた
青春時代の苦い記憶と淡い後悔

もしあのとき違う道を選んでいたら、人生はどうなっていただろう。一度はそんなことを想像するものだ。誰もが心の中に思い出の歌を宿している。その歌を聴けば、人生の分かれ道だった青春が蘇る。

あの瞬間だけは忘れない

〈彼は目を閉じて 枯れた芝生の匂い深く吸った 長いリーグ戦しめくくるキックは ゴールをそれた〉

 松任谷由実の『ノーサイド』('84年)には、青春時代のほろ苦い記憶が詰め込まれている。



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