東京大地震「群衆なだれ」で死なないために

[ptitle]
NHKが特集を組んで大反響

人口1400万人の東京では、
地震が来てもすぐ逃げてはいけない。
無理に帰宅しようとしてはいけない、
その理由とは

東日本大震災では帰宅困難者が都内に溢れかえったが、ただ「帰れない」という問題では済まない。東京直下の地震が起こったとき、密集した人たちが折り重なって倒れ、命を落とす危険性がある。

満員電車の比ではない

 経済被害95兆円、建物全壊61万棟、死者2万3000人――。東京都心南部で、マグニチュード7程度の大地震が起こった場合、想定される最大の被害だ(内閣府推計)。

 大地震は建物倒壊や列車の脱線、液状化現象のほか、関東大震災でも発生し、街を焼き尽くした火災旋風など、さまざまな災害を連鎖的に引き起こす。だがそれ以外にも、ある恐ろしい現象が、壊滅的な被害を及ぼす。



会員の方は