週現『熱討スタジアム』第343回 1995年のイチローを語ろう 今週のディープ・ピープル 河村健一郎×パンチ佐藤×岩本勉

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21歳で打者5冠王
大震災が若者を覚醒させた

野球界の宝・イチローが刻んだ28年の歴史の中に、燦然と輝く1年間がある。あの年、若き天才が必死に振るったバットは、神戸の人々の生きる力となった。

どこに投げても打たれる

佐藤:数々の金字塔を打ち立てたイチローも、今季限りでプロ選手生活に別れを告げましたね。元チームメイトとして、感慨深いものがあります。

河村:僕はイチローが'92年に入団した当時、オリックスの二軍コーチを務めていました。彼と二人三脚で練習を積み、入団3年目の'94年に一軍に送り出して、登録名を「イチロー」に変更して以降は、メジャーに移籍するまで、なんと7シーズン連続で首位打者に輝いた。



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